対日貿易、3年ぶり減 中国12年輸出額7.9%増に鈍化

2013/1/10付
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 【北京=大越匡洋】中国税関総署が10日発表した2012年の貿易統計によると、日本との輸出入を合わせた貿易総額は前年比3.9%減と3年ぶりにマイナスに転じた。12月単月の日本からの輸入は前年同月比19.5%減。前月(15.1%減)より減少幅が拡大し、5カ月連続で前年割れ。12年の中国の輸出は全体で前年比7.9%増の2兆489億ドル(約180兆円)。11年の2割増から伸びが大きく鈍った。

 沖縄県・尖閣諸島を巡る関係悪化が日中貿易の縮小につながっている。日本との12年の貿易総額は3.9%減の3294億ドル。金融危機で落ち込んだ09年以来のマイナスとなった。日本からの輸入は通年で8.6%減。日本への輸出も2.3%増にとどまった。

 中国の貿易全体の動きも鈍い。12年の輸入は前年比4.3%増の1兆8178億ドル。原材料などの輸入が伸び悩み、伸び率は11年の24%増を大きく下回った。貿易総額の伸びは6.2%にとどまり、12年の政府目標である「10%前後の増加」は達成できなかった。輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支の黒字は2311億ドルと、前年比48.1%増となった。

 最大の貿易相手である欧州の不振が足を引っ張った。12年の欧州との貿易総額は前年比3.7%減。一方、米国との貿易は8.5%増、東南アジア諸国連合(ASEAN)は10.2%増。景気が比較的堅調な米国や新興国との貿易が全体を支えている構図だ。

 12月単月の輸出は前年同月比14.1%増と大きく伸び、輸入も6%増。旧正月の大型連休を控えて貿易が活発になったが、外需の不安定さは景気減速に底入れ感が出てきた中国経済の下押し要因となっている。

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