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ギリシャ緊縮法案、小差で可決 EU支援再開へ前進

2012/11/8 10:22
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 【イスタンブール=花房良祐】ギリシャ議会(定数300)は8日未明、欧州連合(EU)などから追加支援を受けるための条件となる緊縮財政策や構造改革の関連法案を可決した。連立与党のひとつ、民主左派が白票を投じたほか、複数の与党議員が造反。小差での可決となった。6月から続くEUなどとの追加支援をめぐる協議は最終局面を迎えつつある。

 可決されたのはEUなどが求める135億ユーロ(約1兆3900億円)規模の財政赤字削減と、労働市場改革などの規制緩和に関する法案。年金の削減や公務員特別手当削減など幅広い項目の歳出削減も盛り込んだ。

 一連の法案は可決されたが、サマラス首相の求心力の低下は避けられない。関連法案の採決は賛成153に対し、反対128。連立を組んでいる与党3党のうち民主左派では議員の多くが白票を投じた。このほか、新民主主義党(ND)から1人、全ギリシャ社会主義運動(PASOK)から6人が造反した。今後の議会運営が一層不安定になる可能性もある。

 議会は11日にも2013年度予算案を採決する予定。ギリシャの一連の法案採決を経て、ユーロ圏各国は12日の財務相会合でギリシャ追加支援を本格協議する。ギリシャは16日に国債の償還期限を迎える。

 地元メディアによると、ギリシャ議会前では7日夜、7万~10万人が緊縮財政策に反対する抗議集会を開催した。一部は火炎瓶を投げるなどして暴徒化。警官隊は催涙ガスと放水で鎮圧にあたった。

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