中国成長率、欧州危機悪化なら4%台に減速 IMF
2012年

2012/2/6付
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 【北京=共同】国際通貨基金(IMF)は6日、中国の経済見通しを発表、8%台としている今年の実質国内総生産(GDP)成長率について、欧州債務危機が深刻化し最悪の事態を迎えた場合、4%台に悪化する恐れがあると警告した。

 中国の2011年の成長率は9.2%。世界経済のけん引役である中国が急減速すれば、世界が不況に突入するのは必至。日本経済にも深刻な打撃を与える。中国国内でも雇用の急激な悪化で暴動など社会不安の発生が懸念され、欧州債務危機の早期解決を求める声が強まりそうだ。

 中国は最大の輸出先である欧州を中心とした輸出鈍化で、製造業が既に打撃を受けており、11年10~12月期まで4四半期連続で成長率が減速。IMFは12年の中国の成長率について、昨年9月に9.0%と予測したが、今年1月に8.2%に下方修正した。

 だが、欧州危機の深刻化で世界的に需要が悪化すれば、中国の企業や金融機関のさらなる業績不振を招き、投資や雇用が悪化。内需にも悪影響を与えるという悪循環が発生し「成長率は最大で4ポイント押し下げられる」とした。

 IMFは中国当局に金融緩和を促すとともに「中国は財政の余力がある」として景気対策を行うよう求めた。

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