米軍、14年以降もアフガン駐留継続へ 戦略協定に署名

2012/5/2付
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 オバマ米大統領が2日に2014年以降のアフガニスタン支援に関する戦略協力協定に署名し、米軍のアフガン戦略は新たな局面を迎えた。14年末からアフガン政府に治安権限を全面移譲する一方、テロ掃討作戦に従事する一部の米軍部隊は駐留を継続する。アフガン戦争は終結するが、米軍の完全撤収は事実上、先送りされる。

 オバマ大統領は2日、電撃訪問したアフガニスタンの米軍基地内から、テレビ演説し「我々のアフガニスタンでの任務を完了する道筋は明確になった」とアフガン戦争の終結をアピールした。

 一方で治安権限移譲後も支援を続ける方針を表明。同日署名した戦略協力協定では(1)アフガン治安維持部隊への訓練(2)国際テロ組織アルカイダの残党への攻撃――の目的に限って米軍の駐留継続を認めた。現在の駐留米軍は約9万人だが、2万人程度が残留するとの見方が出ている。

 ただ、具体的な駐留規模や米政府による財政支援額などは今後の議会などとの調整を受けて決めると明記。14年以降の米軍の地位を巡る交渉も来年中にとりまとめる安全保障協定に盛り込む見通し。米大統領選をにらんでアフガン戦争終結を強調する一方で、難航が予想される懸案を先送りしたとの見方が出ている。(ワシントン=中山真)

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