米の「物言う株主」ファンド、IHI株を取得
土地の有効活用求める

2014/5/2付
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 【ニューヨーク=山下晃】米投資ファンドのサード・ポイントがIHI株を取得していたことが1日、投資家向けの書簡で明らかになった。航空機の需要が世界で増えていることから航空機エンジンを製造する同社に注目しているもよう。同社が保有する土地についても「時価総額の50%以上を占める」とし、経営陣に有効活用を求めた。

 サード・ポイントは米著名投資家のダニエル・ローブ氏が率いる米国のアクティビスト(物言う株主)ファンド。ソフトバンク株も保有し、ソニーに映画・娯楽部門の分離を求めて注目を浴びた。書簡ではIHIが保有する東京・豊洲の本社や土地の有効活用を経営陣に迫った。

 2020年に東京五輪が開催されることも踏まえ、IHIが豊洲に持っている土地が企業価値に反映されていないとみている。

 今回の書簡では、ソフトバンクが株式を保有する中国電子商取引大手アリババ集団の上場が近いことなどを指摘し、ソフトバンク株に改めて強気の見方を示した。ソニーに言及は無かったが、投資活動に貢献した銘柄として名前が挙がっており、3月末時点でもソニー株を保有しているもようだ。

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