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会社は誰のモノ?
戦後史の歩き方(4)東工大講義録から

(1/7ページ)
2013/6/3 3:30
情報元
日本経済新聞 電子版
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 今回の講義は「会社はいったい誰のモノか」というテーマです。経済学でいえば会社は株主のものと説明できますが、社員や取引先、消費者などを含めると、たくさんのステークホルダー(利害関係者)がいます。就職活動に備え、そもそも会社とは何か、会社で働くことはどういうことか考えてみましょう。

■西武vsサーベラス

 西武ホールディングス(HD)の大株主である米投資会社サーベラスによる西武HD株のTOB(株式公開買い付け)が注目を集めています。西武HDは西武鉄道やホテル、プロ野球団の埼玉西武ライオンズを運営する会社です。かつてグループを率いた堤義明氏というワンマン社長がいました。西武鉄道の有価証券報告書に記載される株主構成の比率が長年にわたって意図的に改ざんされていたことが発覚し、2004年(平成16年)に東京証券取引所の上場が廃止されました。その後、経営再建のためにサーベラスの出資を受けたのです。

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 西武HDは事業改革を進める一方、株式を東証に再上場する準備をしていました。報道などによると、サーベラスはもっと高い値段で株式上場できるはずだと主張し、鉄道や球団経営など事業の合理化や新しい役員の起用を求めたようです。サーベラスは株主総会での議決権行使や経営への関与を強めるために、西武HD株のTOBに踏み切ったのです。

 サーベラスは大株主だから、収益を受け取るのは当然と考えるでしょう。ただ、西武鉄道には公共交通機関という側面もあります。沿線には大勢の鉄道利用者もいるので、路線の廃止になった場合、影響は非常に大きいのです。今回の攻防は「会社は誰のものか」という議論に一石を投じたといえるでしょう。

■内部告発が暴いたオリンパス事件

 2011年(平成23年)に発覚したオリンパス事件を覚えていますか。カメラで有名な会社ですが、とりわけ医療機器、特に内視鏡の分野では世界トップクラスの技術を持つ優良企業です。旧経営陣が、…

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