コンピューター消費電力、1万分の1以下に 東大

2013/11/4付
小サイズに変更
中サイズに変更
大サイズに変更
保存
印刷
リプリント
共有

 東京大学の柴田憲治特任講師と平川一彦教授らは、コンピューターの消費電力を現在の1万分の1以下にできる技術を開発した。電子を1個だけ動かせる素子を試作し、実用的な低電圧で操作した。2020年を目標に演算素子の試作を目指す。

 試作したのは電子1個で演算やデータを記憶する単一電子トランジスタと呼ぶ素子。電子が大量に集まった川のような電流で制御していた素子を電子1個だけで制御できれば、消費電力を1万分の1以下に減らせる。演算速度も高まる。現在のコンピューターなら数万年かかる計算を数時間でこなせるようになる。

 今回、直径2万分の1ミリメートル以下の微小な半導体の粒と、粒の表面の深さ100万分の1ミリメートルだけ帯電できる特殊な液体を用いた。約0.5ボルトの電圧で1個の電子だけを半導体の粒に出し入れできた。詳細は英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(電子版)に掲載した。

小サイズに変更
中サイズに変更
大サイズに変更
保存
印刷
リプリント
共有

電子版トップ

関連キーワード

平川一彦コンピューターコンピューター消費

【PR】

【PR】

主要ジャンル速報

【PR】



主な市場指標

日経平均(円)
6/29 大引
15,566.83 +243.69 +1.59%
NYダウ(ドル)
6/29 14:00
17,648.49 +238.77 +1.37%
ドル(円)
6/30 2:56
102.52-53 +0.29円安 +0.28%
ユーロ(円)
6/30 2:56
113.91-95 +0.76円安 +0.67%
長期金利(%)
6/29 15:15
-0.235 -0.005
NY原油(ドル)
6/28 終値
47.85 +1.52 +3.28%

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報