大塚製薬、欧州で統合失調症治療薬を販促 提携を拡大

2013/3/7付
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 大塚製薬は7日、デンマークの中堅製薬会社ルンドベックとの業務提携を拡大すると発表した。精神疾患の一種である統合失調症の治療薬「エビリファイ」の共同販促に両社が4月から欧州で取り組む。同治療薬の世界での売上高は2012年度で約6千億円を見込むが、共同販促により事業拡大を加速する。

 両社は11年11月に精神疾患などメンタル分野の医薬品事業で提携し新薬の共同開発などを目指している。エビリファイは大塚が開発した統合失調症の薬。ともにメンタル分野を主力事業とする大塚とルンドベックが英国やドイツ、イタリアなどで医師への情報提供などの実務で連携し、売上高をさらに伸ばす。

 統合失調症は世界各国で人口の約1%が発症し、妄想や行動意欲の低下といった症状が起きる。医師の診断を受けて薬を服用すれば症状が改善する場合が多い。

 ルンドベックには基礎研究を進めている複数の新薬候補があり、順調に進めば将来は両社が協力して事業化する方針だ。大塚とルンドベックは自社の研究者を相手側の研究所に常駐させるなど人材面での連携も強めている。今後も研究開発と営業の両面で提携拡大を探っていく。

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