汚染水漏れ防ぐ壁、2年後に完成 東電が基本設計公表

2011/8/31付
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 東京電力は31日、福島第1原子力発電所の高濃度汚染水が海などに漏れるのを防ぐ遮水壁の基本設計を公表した。1~4号機を取り囲むように、全長800メートルにわたって約700本の鋼管を並べて海中に打ち込む。地下水の汚染状況などを観測するための井戸も掘る。来年1月までに着工し、2年後の完成を目指す。

 鋼管は直径1メートル、長さ22~23メートルで、地下水を通さない下部の地層まで打ち込む。鋼管どうしを継ぎ手でつないで中にコンクリートを流し込み、鋼管矢板と呼ぶ壁状の強力な構造にする。耐用年数は約30年を見込む。

 1~2カ月の準備工事後、2年間かけて鋼管を設置。その後、遮水壁と護岸の間を埋め立てる。埋め立てた部分には地下水の濃度や水位を測る井戸を掘り、地下水の状態を監視する。遮水壁はこのほか、1~4号機の陸地側にも設ける計画だが詳細は未定だ。

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