【ニューヨーク=清水石珠実】米ニューヨーク市を訪問中の猪瀬直樹・東京都知事は15日、日米交流団体のジャパン・ソサエティーで講演し、都営バスの24時間運行を年内にも始めるとの意向を表明した。まず渋谷と六本木を結ぶ路線で24時間運行を始める予定で、開始時期は「クリスマスごろになる」と語った。
政府は都営地下鉄の24時間運行も検討している。猪瀬氏は「(東京の地下鉄は)ニューヨークのように複々線ではないので簡単ではない」としたうえで「(運行時間を)なるべく長くするよう努力する」と述べた。「都営地下鉄と東京メトロを一元化する」とも語った。
都内の一部を「特区」(アジアヘッドクオーター特区)に指定し、法人税率を現行の約半分に下げて、外国企業の誘致に積極的に取り組む構想も発表した。東京駅周辺や六本木、有明などを特区に含める構想。英語の通じる医療体制の構築や世界トップ水準の教育機関の招致に取り組む。猪瀬氏は「海外の企業には東京にブランチ(支社)ではなく、ヘッドクオーター(本社)を置いて欲しい」と語った。
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