4月の経常黒字1874億円 4月、32年ぶりの低水準

2014/6/9付
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 財務省が9日発表した4月の国際収支状況(速報)によると、海外とのモノやサービスなどの総合的な取引状況を示す経常収支は1874億円の黒字(前年同月は7844億円の黒字)だった。黒字は3カ月連続。貿易収支の赤字幅が拡大したことなどもあり、4月単月での比較では1982年(1376億円の黒字)以来の32年ぶりの低水準となった。

 貿易収支は輸送の保険料や運賃を含まない国際収支ベースで7804億円の赤字だった。赤字額は前年同月より722億円増え、4月としては比較可能な1996年以降で最大となった。輸出額は前年同月比6.2%増の5兆9796億円と14カ月連続のプラス。自動車や科学光学機器、プラスチックなどの増加が目立った。一方、輸入額も6.6%増の6兆7600億円と18カ月連続のプラス。液化天然ガス(LNG)や半導体等電子部品などの品目が増え、4月としては過去最大となった。3月までの消費増税前の駆け込み輸入の動きは一巡したものの、円安や燃料輸入の高止まりで輸入額は高水準が続いている。

 旅行や輸送動向を示すサービス収支は6597億円の赤字。このうち旅行収支が訪日外国人旅行者の増加などで177億円の黒字となり、1970年7月以来、約44年ぶりに黒字化した。ただ、日本企業の海外での研究開発や資源開発により、その他サービス収支の赤字が響き、全体では赤字となった。貿易・サービス収支は1兆4401億円の赤字と25カ月連続の赤字だった。

 第1次所得収支は1兆8331億円の黒字だった。企業が受け取る海外からの配当金や利子などが減り、黒字幅は5カ月ぶりに減少した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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