国土交通省は、大規模建築物の耐震診断を義務付ける方針を固めた。首都直下地震や南海トラフ巨大地震などに備え、震災に強い街づくりを急ぐ。1月25日に開催した社会資本整備審議会建築分科会の建築基準制度部会(部会長:久保哲夫・東京大学名誉教授)で、耐震化促進方策の骨子案を示している。国交省は、部会の報告を踏まえ、2013年の通常国会に耐震改修促進法の改正案を提出する方針だ。
現行の耐震改修促進法は、耐震診断・改修とも所有者の努力義務にとどまり、その実施は所有者の意思に委ねられている。国交省は、耐震化が進まない現状を打開し、耐震化を加速させるには、従来よりも踏み込んだ規制誘導策が必要だと判断した。










