SIMロックフリー 携帯会社と端末の使い方が変わる
2011年IT注目ワード

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2010/12/29 7:00
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 「SIMカード(Subscriber Identity Module card)」は契約者の携帯電話番号やID情報など、携帯電話を使用するときに必要となる情報を記録した小さなICカードのこと。差し替えるだけで携帯電話端末を変更できるようにするのが本来の目的だが、日本では長らく端末に「SIMロック」がかかり制限されていた。そのSIMロックを解除する「SIMロックフリー」が、2011年から本格化していくことになる。

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 SIMカードは欧州で1992年に始まったGSM方式の携帯電話で採り入れられた。「当時、非常に高価だった携帯電話を複数のユーザーが共有するため、端末から契約者情報を切り離す手段だった」(情報通信総合研究所グローバル研究グループの岸田重行主任研究員)。その後、国境を越えた移動が多い欧州では、端末は1台でSIMカードを差し替えて複数の通信会社を使い分ける利用法が広まった。

 一方、他の通信会社のSIMカードを使えないようにするSIMロックも欧州の携帯電話会社が始めた。端末を安く販売する代わりにユーザーと長期契約を結ぶモデルを導入する際に、ほかの携帯電話会社に乗り換えられないようにする手段だった。

 日本でSIMカードが本格的に導入されたのは01年の第3世代携帯電話(3G)サービスから。ただ、携帯電話会社が端末を直接販売する日本では、契約者情報をSIMカードに移しはしたものの端末にSIMロックをかけた。端末から切り離せない状態で販売されるのが一般的だったため、一般ユーザーもあまりSIMカードの存在を意識することはなかった。

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