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集まれゲーム自慢! PS4が創るエンタの世界
ジャーナリスト 新 清士

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2014/2/28 7:00
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 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が国内で2月22日に発売した家庭用ゲーム機「プレイステーション(PS)4」。大きな魅力の一つがシェア機能だ。インターネットを通じ、プレー中のゲーム映像やスクリーンショットを他のプレーヤーと共有したり、動画サイトを通じて配信したりできる。プレー動画を友人たちと共有して様々な交流を楽しむことで、ゲームが単に「遊ぶ物」から「誰かに見せる物」に変わる。プレー動画の共有はゲームの新しい楽しみ方として脚光を浴びており、苦戦が続く家庭用ゲーム機にとって大きな武器になるかもしれない。

日本でも発売されたPS4。欧米に続いて国内も滑り出しは好調だ
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日本でも発売されたPS4。欧米に続いて国内も滑り出しは好調だ

■テレビ番組のヒットで注目集める

 プレー動画を使った遊び方が日本で注目されるようになったきっかけは、フジテレビCS放送で2003年に始まった番組「ゲームセンターCX」のヒットだろう。お笑い芸人の有野晋哉さんがファミリーコンピュータなどの古いゲームソフト1本をプレーし、制限時間内に最後までクリアできるかどうかを楽しめる内容で人気を集めた。有野さんが様々なリアクションをしながらゲームを何時間もプレーし続ける姿は、ゲームで遊んでいる人を見る面白さがあることを一般に認識させた。

 その後、06年の「ニコニコ動画」をはじめ動画共有サイトが続々と登場。利用できる動画サイトのインフラが整ってくると、ユーザー自身がプレー動画を作製するようになった。プレー動画を録画したものに加え、リアルタイムでストリーミング配信する番組も出てきた。プレー動画はニコニコ動画では「実況プレイ動画」というタグで登録されており、その数は143万本に及ぶ。これはニコニコ動画に登録されている動画の約13%を占める。

ニコニコ動画でマインクラフトの実況プレー動画を検索した状態。6100本以上の動画が登録されている
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ニコニコ動画でマインクラフトの実況プレー動画を検索した状態。6100本以上の動画が登録されている

 プレー動画がゲーム販売に大きな影響力を持つことを認識させたのが、ハンドル名「ぬどん」氏が10年に作製した「マインクラフト実況」と呼ばれる13本のシリーズだ。累計800万回も再生されたこの動画は、スウェーデンのモージャン社が発売したものづくりゲーム「マインクラフト」(パソコン用)で遊ぶユーザーの様子をバラエティー番組風に編集している。マインクラフトの遊び方を広く知らしめる役割を担うことになり、日本では全くプロモーションがされていないにもかかわらず、このゲームのブームを生むきっかけとなった。

 ユーザーにとってゲームのプレー動画作製は簡単だ。ゲームをそのまま素材として利用できるからだ。あるゲームの攻略がうまいユーザーが自分の技を見せたり、ホラーゲームで自分の反応を口にしながら遊んだりするだけで、プレー動画は十分に番組として成り立つ。一度作製したプレー動画を後から編集し、番組として品質を高めることもよくある。

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