日本経済新聞

10月31日(金曜日)

日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様
  • ヘルプ

コンテンツ一覧

日経ヘルス&メディカル

フォローする

Myニュース

有料会員の方のみご利用になれます。
気になる連載・コラムをフォローすれば、
「Myニュース」でまとめよみができます。

「深い呼吸」を身につけ不調を改善
働きもののカラダの仕組み 北村昌陽

(1/2ページ)
2011/10/23 7:00
小サイズに変更
中サイズに変更
大サイズに変更
保存
印刷
リプリント
共有

 「最も大切な健康法を一つだけ挙げて」と問われたある著名な健康指導者は「呼吸法」と答えたそうです。
 呼吸は、健康づくりの基本。でも最近は、浅い呼吸の人が増えています。体にいい深い呼吸とは、どんなものでしょう。答えは、お腹の中の筋肉の動きにありました。

 「生きる」という言葉は「息する」に由来するという話がある。本当かどうかはわからないが、生きている限り私たちが息をしているのは確かだ。そして死ぬときは「息を引き取る」。呼吸はそれほどに、昔から生命活動の象徴だったのだろう。

 文京学院大学准教授の柿崎藤泰さんは呼吸リハビリテーションの専門家。病気で息が苦しい人に深い呼吸のやり方を指導する仕事だが、「最近は病気でもないのに、呼吸が浅い人が本当に多いですね」と話す。

 それは、“息する力”が弱っているということ?

 「そうです。呼吸が浅いといろいろな不調が生じます。逆に、呼吸が深くなるだけで不調が消えるケースも多いですよ」

 ほぉーそれは興味深い。でも、そもそも「深い呼吸」ってどんな状態なのだろう?

画像の拡大

(この記事のイラスト:江田ななえ)
画像の拡大

(この記事のイラスト:江田ななえ)


肺を動かすのは周りを取り囲む筋肉

 呼吸は、体に酸素を取り入れて二酸化炭素を吐き出す作業。やっているのは肺だ。肺の内部は無数の小さな袋(肺胞)に分かれていて、スポンジのような構造だという。息を吸うと、肺全体が膨らんで肺胞に空気が入り、酸素を取り入れる。吐くときは肺が縮んで、肺胞から二酸化炭素を吐き出すわけだ。

 では、肺はどうやって伸縮するのだろう。心臓や胃腸のように筋肉で作られた内臓なら自力で動けるが、スポンジ状の肺には筋肉がない。伸縮させるのは、周りの筋肉の働きだ。

  • 前へ
  • 1ページ
  • 2ページ
  • 次へ
小サイズに変更
中サイズに変更
大サイズに変更
保存
印刷
リプリント
共有
関連キーワード

呼吸法、呼吸リハビリテーション、呼吸、ポイント

日経BPの関連記事

【PR】

【PR】

日経ヘルス&メディカル 一覧

フォローする

Myニュース

有料会員の方のみご利用になれます。
気になる連載・コラムをフォローすれば、
「Myニュース」でまとめよみができます。

[左]心臓は「心筋」という筋肉でできた袋。内部は4つの区画に分かれている。たくさんの血液が流れ込むと、袋が膨らんで心筋が引き伸ばされる。
[右]心筋は、引き伸ばされるほど強い収縮力を出す。流入する血液が増えるほど力強く縮む。だから、入ってきた血液をすべて押し出すことができる。
(イラスト:江田ななえ、以下同)

一番大事な心臓の、意外と単純なしくみ

 生きている限り、日夜休みなく働き続ける心臓。もし内臓の人気投票をしたらきっとトップでしょう。働きぶりがわかりやすいし、「ハート形」は親しまれているし。でも案外、素顔は知られていないかもしれません。ど…続き (10/26)

(Photo:zole4)

1日5グラムが世界基準、日本人まだ塩分取り過ぎ

 食、医療など“健康”にまつわる情報は日々更新され、あふれています。米国ボストン在住の大西睦子氏が、ハーバード大学における食事や遺伝子と病気に関する基礎研究の経験、論文、米国の状況を交えながら、健康や…続き (10/19)

食事はバランスに注意しながらしっかりとろう

妊婦さん痩せすぎにご用心、子どもの病気リスク高める

 中心的な妊孕(にんよう)世代である20、30代の女性の「痩せ」が問題だ。妊婦の栄養不足は、2500グラム未満の低出生体重児につながりやすく、そのことは赤ちゃんが将来、2型糖尿病、高血圧など生活習慣病…続き (10/12)

新着記事一覧

最近の記事

【PR】

日経ウーマノミクス・プロジェクト

モバイルやメール等で電子版を、より快適に!

各種サービスの説明をご覧ください。

TwitterやFacebookでも日経電子版をご活用ください。

[PR]

ページの先頭へ

日本経済新聞 電子版について

日本経済新聞社について