堺市に国内初の「光熱費ゼロ」エコタウン

2011/10/17 23:00
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「晴美台エコモデルタウン創出事業」土地利用計画図(資料:大阪府堺市)
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「晴美台エコモデルタウン創出事業」土地利用計画図(資料:大阪府堺市)

「晴美台エコモデルタウン」完成イメージ図
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「晴美台エコモデルタウン」完成イメージ図

 大和ハウス工業は、創エネ・省エネ・蓄エネで年間光熱費を差し引きゼロにするモデルタウン「晴美台エコモデルタウン」を大阪府堺市に建設する。総戸数65戸で、全戸に太陽光発電、HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)、家庭用蓄電池を導入。国内初の「ネット・ゼロ・エネルギー・タウン」となる。10月6日発表した。

 堺市が同市南区の泉北ニュータウンの一角で進める「晴美台エコモデルタウン創出事業」の優先交渉権者に選定された。小学校統合で閉鎖された市立晴美台東小学校の跡地1万6755m2に、65戸の戸建て住宅を建設。2013年春から入居を開始する予定だ。

リチウムイオン蓄電池の参考画像(資料:大和ハウス工業)
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リチウムイオン蓄電池の参考画像(資料:大和ハウス工業)

各住戸に導入する太陽光発電システムの参考画像(資料:大和ハウス工業)
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各住戸に導入する太陽光発電システムの参考画像(資料:大和ハウス工業)

 各戸の屋根にはそれぞれ4kW以上の太陽光パネルを設置。さらに集会場の屋根などの設置分と合わせて全体で約340kWの発電能力を持つ。発電した電気は家庭に供給するとともに、LED街路灯や共用のEV(電気自動車)などに活用。余剰電力の売電にも対応する。

 各戸には独自のHEMS「D-HEMS」や家庭用リチウムイオン蓄電池を搭載し、高効率給湯器、コージェネレーションシステムを組み合わせて省エネ化。街区全体でCO2排出量を約100%削減すると説明している。

D-HEMSのイメージ(資料:大和ハウス工業)
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D-HEMSのイメージ(資料:大和ハウス工業)

 住宅の設計では、自然エネルギーを最大限活用するため、風通しの良い場所にリビング、ダイニングを配置。壁面緑化で夏の表面温度上昇を抑え、雨水タンクを置いて節水を図る。また街区には、南側に隣接する里山からの冷気を取り入れられるよう、南北にメーン道路を走らせる。

 景観面では、街区全体を無電柱化し、建築協定を締結。「街づくりガイドライン」を制定して景観づくりに取り組む。住民による管理組合が、集会場や緑地などの共有施設の維持やカーシェアリングの運営などを行う。

晴美台エコモデルタウン創出事業
所在地:大阪府堺市南区晴美台1-38-1
施工者:大和ハウス工業
竣工時期:2013年春~夏ごろ予定
オープン時期:2013年春~夏ごろ予定
開発面積:1万6754.74m2
住宅区画面積:1万1649.89m2
開発道路面積:4068.22m2

[ケンプラッツ2011年10月17日掲載]

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