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東京・夢の島、名前の由来は海水浴場 空港計画も

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2013/11/15 6:30
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夢の島熱帯植物館(写真中央)の左が清掃工場。現在も東京23区から持ち込まれるゴミを処理している
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夢の島熱帯植物館(写真中央)の左が清掃工場。現在も東京23区から持ち込まれるゴミを処理している

 東京都江東区の夢の島といえば、ゴミを埋め立てて造った人工島というイメージがある。しかし初めからゴミ処分場として埋め立てられたわけではない。実は戦前、ここに世界有数の国際空港ができる予定だった。夢の島はなぜ夢の島と呼ばれたのか。その理由を探っていくと、東京湾の歴史が浮かび上がってくる。

■夢の島は空港建設のために埋め立てられた

 夢の島の歴史を記す文書はそれほど多くはない。数少ない資料が江東区が編さんした「江東区史」と、東京都港湾局がまとめた「東京港史」だ。

 夢の島の埋め立ては昭和初期に浮上した「東京港修築事業計画」の中で進められた。東京湾にたまった土砂を取り除き、大型船に対応する事業だ。取り除いた土砂を使って埋め立て地を造成する。生まれた土地の利用法として真っ先に挙がったのが飛行場だった。

 その名も「東京市飛行場」。1938年(昭和13年)に正式決定した、水陸両用の飛行場だった。どんな空港だったのか。

 総面積は約251ヘクタール。東京ドーム54個分に相当する。現在の東京国際空港(羽田空港)の1522ヘクタールと比べると小さく感じられるが、当時としては世界最大級だったという。滑走路は3本整備する予定だった。

 国立公文書館で調べてみると、飛行場新設にあたって各国の飛行場を比較した文書が残っていた。それによると、当時世界最大級といわれたドイツ・ベルリンのテンペルホーフ空港が140ヘクタール。新空港はこれをはるかにしのぐ。ちなみに当時の羽田空港は53ヘクタールで、滑走路も1本だった。

 それにしても、なぜ羽田空港があるのに新空港なのか。

東京市飛行場の図面。世界最大級の国際空港になる予定だった(国立公文書館所蔵)
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東京市飛行場の図面。世界最大級の国際空港になる予定だった(国立公文書館所蔵)

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