中国の自動車大手4社、電子制御やソフト技術を国産化へ

2011/5/10 23:00
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設立総会で講演する中国政府の工業和信息化部 軟件服務業司 司長の陳偉氏(写真:普華基礎軟件)
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設立総会で講演する中国政府の工業和信息化部 軟件服務業司 司長の陳偉氏(写真:普華基礎軟件)

 中国の大手自動車メーカー4社などは、自動車の電子制御系や組み込みソフトウエア技術に関する産官学連携のコンソーシアム「中国自動車電子基盤ソフトウェア自主開発・産業化連盟(CASA)」を設立した。

 第一汽車、上海汽車、長安汽車、奇瑞汽車、および中国政府系のソフトウエア開発大手でOS技術に強みを持つ普華基礎軟件(iSOFT INFRASTRUCTURE SOFTWARE、以下iSOFT社)の5社が主導して立ち上げた。ソフトウエアを含めた電子制御技術の研究開発、独自の標準プラットフォームの確立などを目指す。

 2011年4月7日に北京で設立総会を開催した。同連盟には上記の5社に加えて、サプライヤー、大学・研究機関など20社が参画した。ソフトウエア技術面で中核となるiSOFT社は、中国政府系の研究企業である中国電子科技の子会社で、日本ではターボリナックスと合弁企業を設立したことなどで知られる。設立総会には米Intel社、ドイツInfineon社なども参加した模様である。

 中国市場では自動車の販売台数が伸びているものの、中国の自動車メーカーの多くは車載マイコンや組み込みソフトウエアなど電子制御系の技術について海外企業に依存している。今回の連盟は、こうした現状を打開し、中国国産の技術で電子制御系を構成できるようにする狙いがある。同連盟は、中国電子工業標準化技術協会(CESA)の団体会員ともなることから、「AUTOSAR」のような標準規格化も見据えている可能性がある。

(日経エレクトロニクス 進藤智則)

[Tech-On! 2011年5月9日掲載]

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ターボリナックス、自動車、電子制御、組み込みソフトウエア、CASA、中国、iSOFT、上海汽車、第一汽車、奇瑞汽車、長安汽車、Intel、Infineon、CESA

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