日本経済新聞

10月23日(木曜日)

日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様
  • ヘルプ

コンテンツ一覧

エンタウオッチング

フォローする

Myニュース

有料会員の方のみご利用になれます。
気になる連載・コラムをフォローすれば、
「Myニュース」でまとめよみができます。

ベストセラー『聞く力』はなぜ売れた? 阿川佐和子に直撃
日経エンタテインメント!

(1/2ページ)
2012/9/17 6:30
小サイズに変更
中サイズに変更
大サイズに変更
保存
印刷
リプリント
共有

 2012年1月に発売以来、現在も売れ続けるロングセラーの新書『聞く力』。新書のジャンルは時事問題や基礎的な教養、ノウハウなどを提供するものが多いため、中心読者は中年男性といわれる。だが『聞く力』はエッセーに近い内容であることもあり、30~50代の女性に多く読まれている。このヒット作はどうやって生まれたのか。

 1993年から続く「週刊文春」の対談連載「阿川佐和子のこの人に会いたい」をはじめ、数多くインタビューを手がけてきた阿川佐和子。そんな彼女が“聞く”をテーマに自身の経験をまとめた新書『聞く力』が発行部数45万部超(2012年7月時点)のベストセラーとなっている。本人は「インタビューが得意と思ったことはないし、聞き上手ではない」と強調する。そんな彼女の『聞く力』がなぜ多くの人の心を捉えているのだろう。

思いがけず聞けた北野武の胸中、「トークは生もの」と心得た笑福亭鶴瓶とのやりとり――。インタビューの具体的な相手や状況を示しながら、学び、感じたことを、「質問の柱は三本」「観察を生かす」などといった35項目でつづる。(文春新書/840円)。
※ グラフは、購読者の男女比(全国696店舗のTSUTAYA BOOKS、蔦屋書店での購入データに基づく)を示している。最も読まれているのは40代女性。10代を除く男女に広く支持されていることが分かる。
画像の拡大

思いがけず聞けた北野武の胸中、「トークは生もの」と心得た笑福亭鶴瓶とのやりとり――。インタビューの具体的な相手や状況を示しながら、学び、感じたことを、「質問の柱は三本」「観察を生かす」などといった35項目でつづる。(文春新書/840円)。
※ グラフは、購読者の男女比(全国696店舗のTSUTAYA BOOKS、蔦屋書店での購入データに基づく)を示している。最も読まれているのは40代女性。10代を除く男女に広く支持されていることが分かる。

阿川 本の依頼があったのは2011年春。ちょうどその時期、NHKの『課外授業 ようこそ先輩』[注1]という番組で、小学6年生を相手に「人に話を聞く」をテーマに教えていたんです。聞くことに焦点を当て、友達や先生、親兄弟とどうすればうまく会話できるか、何かヒントになることを伝えられるといいなと思い引き受けたんです。

 小学校では、私がダメなインタビュアー役となってゲスト役の生徒に質問したり、生徒同士がペアになってインタビューし合ったり、実践を交えて教えました。「相づちはとても大事」とか、「質問項目に縛られず、相手の話に集中したほうが次の質問が浮かんでうまくいくよ」とか、その都度アドバイスもして。私自身、どうすれば聞くってことを子どもたちにうまく伝えられるか、子どもたちの反応を見ながら、いろいろ試しながらやっていました。

■私は話し好きの聞き下手

 そんな時にこの本の話があって。普通なら「嫌だ」と断りかねないところを、やってみようと思えたんです。子どもに教えるため、あれこれ考えるうちに、頭の中が整理されたのもよかった。「~ようこそ先輩」の経験がなかったら、この本は出なかったかもしれません。

[注1]様々なジャンルで活躍する著名人が母校で後輩たちのため、2日間の授業を行うNHKのドキュメンタリー番組。

  • 前へ
  • 1ページ
  • 2ページ
  • 次へ
小サイズに変更
中サイズに変更
大サイズに変更
保存
印刷
リプリント
共有
関連キーワード

阿川佐和子、檀ふみ、ビートたけし、北野武、長嶋茂雄、笑福亭鶴瓶、ベストセラー、週刊文春、新書

日経BPの関連記事

【PR】

【PR】

エンタウオッチング 一覧

フォローする

Myニュース

有料会員の方のみご利用になれます。
気になる連載・コラムをフォローすれば、
「Myニュース」でまとめよみができます。

チケットぴあが定価リセール 高額転売の歯止めに期待

 ライブのチケットを取ったものの、急な用事ができて行けなくなった…。こんなとき、発券前のチケットを別の希望者に定価で譲れる「定価リセールサービス」を、プレイガイド大手のチケットぴあが2014年7月より…続き (10/23)

ギャル雑誌の連続休刊 渋谷発ファッションは郊外へ

 2014年に入り、ギャル雑誌の休刊が相次いでいる。ガングロなどギャル文化をけん引した『egg』(大洋図書)が5月31日発売の7月号を持ってピリオドを打ち、大人ギャル雑誌の『BLENDA』(角川春樹事…続き (10/20)

阿部寛×香川照之 旬なトップ男優の意外な共通点

 近年、連ドラや映画の中核を担うようになった「O-40(40代以上)男優」。その絶対的トップランナーなのが、阿部寛と香川照之だ。かたや「王道の主演俳優」、かたや「圧巻のトメ俳優」。一見、全く異なるステ…続き (10/16)

新着記事一覧

最近の記事

【PR】

日経ウーマノミクス・プロジェクト

モバイルやメール等で電子版を、より快適に!

各種サービスの説明をご覧ください。

TwitterやFacebookでも日経電子版をご活用ください。

[PR]

映画館検索
ページの先頭へ

日本経済新聞 電子版について

日本経済新聞社について