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「早慶戦、野球人生で特別な存在」 110周年記念対談

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2013/9/6 7:00
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 東京六大学野球の花形カードである早稲田大学と慶応義塾大学の対戦は、早慶戦として今もアマチュアスポーツ界で屈指の人気を誇る。両校への進学者は在学中、一度は神宮球場のスタンドで母校に声援を送ったはずだ。そんな早慶戦が今年110周年を迎え、記念イベントとして早大で主将を務めた仁志敏久氏(元巨人)と慶大主将だった高木大成氏(元西武)が対談した。両氏とも「早慶戦はこれまでの野球人生の中でも特別な存在」と口をそろえ、今も寄せる思いは熱い。

両校の関係悪化、中断時期も

たかぎ・たいせい 桐蔭学園高3年夏に甲子園出場。96年慶大卒。ドラフト1位で西武入団。大学時代は捕手、プロでは1塁手として活躍。現在はプリンスホテル高輪・品川マーケティング戦略マネジャー

たかぎ・たいせい 桐蔭学園高3年夏に甲子園出場。96年慶大卒。ドラフト1位で西武入団。大学時代は捕手、プロでは1塁手として活躍。現在はプリンスホテル高輪・品川マーケティング戦略マネジャー

 第1回の早慶戦は1903年11月、東京・三田の綱町球場であり、11―9で慶大が勝ったという記録が残っている。その後、慶大が勝つと大隈重信邸に慶大の学生が押し寄せて万歳し、早大が勝つと逆に福沢諭吉邸の前で早大の学生が万歳をするなど応援合戦が過熱、両校の関係が悪化して中断した時期もあった。

 25年に六大学によるリーグ戦が始まり、早慶戦も復活した。早慶戦は当時普及し始めたラジオの中核番組となり、入場券を求めて徹夜の行列ができるほどの人気だった。33年に早稲田応援席から投げ込まれたリンゴを慶大の水原茂が投げかえしスタンドが騒然となる「水原リンゴ事件」があり、43年には学徒出陣の壮行試合、いわゆる「最後の早慶戦」があった。

にし・としひさ 常総学院高で3年連続甲子園出場。94年早大卒。日本生命を経てドラフト2位で巨人入団。堅実な守備と勝負強い打撃で中心選手に。現在は野球評論家の傍ら、筑波大学大学院に在籍

にし・としひさ 常総学院高で3年連続甲子園出場。94年早大卒。日本生命を経てドラフト2位で巨人入団。堅実な守備と勝負強い打撃で中心選手に。現在は野球評論家の傍ら、筑波大学大学院に在籍

 こうした歴史を積み重ねてきた早慶戦。ともにプロ野球で活躍した仁志、高木両氏が110周年を記念し対談した。仁志氏は「野球人生で最もやりがいのあったのはプロの日本シリーズだが、最も楽しかったのは早慶戦」と振り返る。高木氏も「甲子園でもプロでも満員の球場で試合をしたが、スタンドとグラウンドの一体感という点で早慶戦は格別」と語る。

 高木氏は「慶応野球部には、どうしてもここで野球をやりたくて二浪し一般受験で入ってくるような人もいる。そんな人が4年生になってやっとベンチ入りし、代打でヒットを打つ。それを全員が喜ぶ。そんな慶応の野球部でやれて本当によかった」と語る。仁志氏は「4年生秋のシーズン、バントの指示が多い監督に直談判し、ヒット・エンド・ランや盗塁を選手たちが自主的に仕掛け、優勝したのが忘れられない」と振り返る。

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