ユニーは2013年春に「TOICA(トイカ)」「manaca(マナカ)」といった交通系電子マネーを店頭で使えるようにする。中部は関東や関西に比べて電子マネー機能を備えたIC乗車券の導入が遅れていたが、トイカやマナカの普及も進み、利用を望む来店者が増えると判断した。ジェイアール東海高島屋も12年春に店内でトイカを利用可能にする方針。中部の大型店でも交通系電子マネーに対応する動きが広がりそうだ。
ユニーの店頭では現在楽天系の「Edy(エディ)」、NTTドコモの「iD(アイディ)」など4種類の電子マネーが使える。13年春をめどに東海旅客鉄道(JR東海)のトイカ、名古屋鉄道や名古屋市交通局などが運営するマナカも利用できるようにする。
13年春には東日本旅客鉄道(JR東日本)の「Suica(スイカ)」をはじめ、全国の主要な交通系電子マネーが相互利用できるようになる見通し。これを見据えて店頭での態勢を整える。
ユニーには約7000台のレジがあり、食品売り場を中心に5500台程度を交通系電子マネーに対応させる。約15億円を投じ、段階的に読み取り機を配置する。現在は買い物客の1%が電子マネーを支払いに使っているという。「交通系に対応することで、利用者が増える」とみている。
JR東海高島屋が運営する「ジェイアール名古屋高島屋」では現在、JCB系の後払い式電子マネー「QUICPay(クイックペイ)」を使える。12年春からはトイカにも対応する計画だ。中部の百貨店では名鉄百貨店が食品など一部の売り場でマナカを使えるようにしている。JR高島屋はどの売り場に導入するか検討中だが、食品や雑貨など幅広い分野の売り場で対応する方向。







