ANA、15年先見据え機材調達 1.7兆円規模

2014/3/27付
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 ANAホールディングスは27日、次世代航空機70機の調達計画を発表した。焦点となっていた大型機については、米ボーイングの「B777―9X」などを選定。調達額はカタログ価格で合計約1兆7000億円と、1回の発注としては同社で過去最大規模となる。

ANAホールディングスの伊東社長は大規模な機材購入を発表した(27日午後、東京都港区)

ANAホールディングスの伊東社長は大規模な機材購入を発表した(27日午後、東京都港区)

 今回の大規模発注は、更新機材の安定的な確保や中長期の成長のために、15年先を見据えて策定したという。同日に記者会見した伊東信一郎社長は「それぞれ(の機材)が運航性能や商品競争力、燃費効率に優れていて、収益性にも大いに貢献してくれるものと期待している」と述べた。

 ANAは次世代大型機については米ボーイングのB777―9Xと欧州エアバスの「A350」を比較検討してきたが、伊東社長は「性能や品質はもちろん、経済合理性や導入の時期、我々が持っている機種との整合性や親和性を含めて検討し、B777―9Xに決めた」と語った。

 小型機についてはエアバスの「A320neo」などを調達する。ANAが航空機メーカーから受領する時期は最も早い機材で2016年度から。B777―9Xについては、21年度以降、順次導入する計画だ。ANAは16年度までの中期経営計画で、国際線の運航規模を13年度比45%増に引き上げる目標を掲げている。

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