戸籍謄本など不正取得容疑 愛知県警、行政書士ら8人逮捕

2012/9/27付
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 偽造書類を使って戸籍謄本などを不正に取得したとして、愛知県警捜査4課などは27日、元行政書士の大沼源容疑者(79)=東京都清瀬市上清戸2=や個人情報取引を仲介する「情報屋」と呼ばれるグループの計8人を戸籍法違反や偽造有印私文書行使などの疑いで逮捕した。

 ほかに逮捕したのは、行政書士の谷口信寿容疑者(41)=東京都中野区弥生町2、いずれも情報屋とされる会社役員、新原聡容疑者(38)=愛知県長久手市市ケ洞=と同、岡田信一容疑者(50)=前橋市上佐鳥町=ら。愛知県警が摘発した一連の個人情報漏洩事件にからみ、情報屋が立件されるのは初めて。

 県警によると、新原容疑者は「正当な方法で情報を取得していたと思っていた」、谷口、岡田両容疑者は「具体的入手方法は知らなかった」などと否認。大沼容疑者は認めている。

 8人の逮捕容疑は、行政書士らが第三者の戸籍謄本などを取得できる「職務上請求書」を悪用。偽造した請求書を昨年8月、愛知県内の役所に提出し、男性会社員ら2人の戸籍謄本などを不正に取得した疑い。

 捜査関係者によると、新原容疑者が経営する会社は各地の探偵業者からの依頼を受け様々な個人情報を入手する情報屋として知られ、県警が摘発した携帯電話の契約者情報や車両情報なども扱っていた。2007年からの4年間で約8億5千万円の売り上げがあったという。

 捜査関係者によると、今回摘発した戸籍謄本などのルートでは、探偵業者からの依頼を受けた新原容疑者らが、岡田容疑者を通じて大沼容疑者側に伝達。大沼容疑者側が谷口容疑者らの名義を使って請求し、不正入手していたとみられる。

 県警は、このルートでの住民票や戸籍謄本の不正取得は2006年10月以降で9千件超に上るとみている。

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