カエルの合唱、ずらして鳴き縄張り主張 理研など

2014/1/28付
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 カエルは、周りにいるカエルとタイミングをずらして鳴いて自分の声がかき消されないようにし、縄張りを主張している――。理化学研究所脳科学総合研究センター(埼玉県)や京都大などのチームが“カエルの合唱”の研究結果をまとめ英科学誌電子版に発表した。

 これまで1匹ごとの声を識別するのが困難だったが、チームはカエルの声を光に変換し、位置や発声のタイミングを特定できる装置を開発。合唱のリズムを世界で初めて明らかにした。

 チームは2011年6月、島根県・隠岐諸島の水田に40センチ間隔でこの装置を40台並べ、生息しているニホンアマガエル6~8匹の声を5日間かけて調べた。1~3メートルの範囲の最も近くにいるカエルが「ケロッ」などと鳴いたあと、一瞬、間を置いて鳴くことが分かった。速い間隔で鳴き声が続いていくため、合唱のように聞こえるという。

 理研の合原一究特別研究員(理論物理)は「他の動物の行動研究にも応用できる」と話す。〔共同〕

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