小惑星探査機「はやぶさ」、地球帰還に向け軌道修正に成功

2010/5/27付
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 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は27日、小惑星探査機「はやぶさ」の地球帰還に向けた2回目の軌道修正に成功したと発表した。今回、実施した軌道の精密補正により、地球から約750万キロメートルの距離に近づいた。6月上旬に実施する3回目の軌道修正がうまくいけば、地球に確実に戻れるという。

 地球帰還は6月13日の予定。はやぶさは火星と地球の軌道の間を周回する小惑星「イトカワ」に2005年に着陸。その際に舞い上がった惑星表面のホコリなどをカプセルに詰めることができたと期待されている。

 オーストラリア大陸にカプセルを落下させるため、軌道修正は計4回実施する。地球帰還が成功すれば、惑星に着陸した探査機としては世界初となる。エンジンの故障などが相次ぎ一時は帰還は絶望的とみられたが、運用方法を工夫して危機を乗り越えてきた。

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