日本の国際緊急援助隊、夜を徹し救出作業 NZ地震

2011/2/24付
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 ニュージーランド地震で発生3日目の24日、市内の避難所には1千人以上の被災者が集まり、終わらない窮屈な暮らしに不安を漏らした。救出活動を本格化させた日本の救助隊員は生存を信じ、余震に阻まれながら夜を徹した懸命の捜索を続ける。「一人でも多く」。急きょ帰国した被災者は地震の衝撃を振り返りながら、安否不明の同胞の無事を祈った。

質問に答えるNZ地震国際緊急援助隊の片田佳弘副団長(24日、クライストチャーチ)=写真 佐光恭明
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質問に答えるNZ地震国際緊急援助隊の片田佳弘副団長(24日、クライストチャーチ)=写真 佐光恭明

 【クライストチャーチ=岩村高信】「生存の可能性がある限り、捜索に取り組みたい」――。日本の国際緊急援助隊の片田佳弘副団長(50)は、自らを鼓舞するように言葉に力を込めた。

 背中に「JAPAN」と記し、オレンジと青色の制服姿の国際緊急援助隊約30人は、24日午前11時、語学留学生らが巻き込まれた可能性が高いビルに到着。クイーンズランド州の救助隊と共同で、重機でがれきを取り除きながら、電磁波を使った探知装置、レスキュードッグなどを駆使して捜索を開始した。

 ビル南側の壁面が不安定な状態で残され、倒壊の恐れもあることから、救助隊は難しい作業を強いられ、「2次被害が起きないよう、余震の際には全員が一時避難させている」(片田副団長)という。

 午後5時半ごろには、捜索現場と周辺で物音を立てる作業を短時間すべて取りやめ、生存者から出される音を探知する「サイレントタイム」も設けるなど、あらゆる手法を駆使。捜索作業は深夜から未明にかけ、24時間態勢で続けられる。

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