JR東日本が発行する「スイカ」、関西私鉄の「ピタパ」など全国10種類の交通系ICカードの相互利用サービスが23日に始まった。北海道から九州までの鉄道52、バス96事業者をカバー。利用者は全国にある約9千駅のうち、半分近い4275駅の自動改札機を1枚のカードで通過できる。
同日午前、JR東京駅で相互利用の開始を記念するセレモニーが開かれた。JR東日本の冨田哲郎社長は「新しい交通系ICカードの時代がスタートする。バリアフリーが実現した」と語った。
対象となるカードの合計発行数は名古屋鉄道などで使える「マナカ」などを含め2月末時点で8198万枚。利用できる改札などに「IC」の文字をもとにしたマークを掲示する。ただJR各社が分けるエリアをまたぐ形では利用できない。
電子マネーとしての活用法も広がる。「ピタパ」を除いた9種類のカードはコンビニエンスストアや飲食店など全国20万店舗以上で利用できる。発行枚数が7500万枚の「楽天エディ」、3100万枚のイオンの「ワオン」、2145万枚のセブン&アイ・ホールディングスの「ナナコ」を上回る規模になる。
東日本旅客鉄道、ICカード、セブン&アイ・ホールディングス、イオン、楽天
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