カラーコンタクトレンズ、目に障害多発 国民生活センター実験

2014/5/22付
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 「瞳を大きく見せられる」「色を変えられる」として若い女性に人気のカラーコンタクトレンズ(カラコン)について、国民生活センターは22日、「通常のコンタクトより、目に障害を起こしやすい商品が多い」との実験結果を公表した。

 眼科医の診察を受けずに通信販売で買う女性が目立っており、センターは「必ず医師の処方を受け、異常を感じたらすぐ使用をやめて」と呼び掛けている。

 センターによると、市販のカラコン16商品を10人が8時間装着し、目への影響を調べた。15商品で、一部の人に角膜の傷やむくみなど、治療や使用中止が必要な程度の重い障害が発生した。着色剤の影響で角膜や結膜を傷つけたり、酸素が透過しにくい素材だったりするためとみられる。

 さらに、度なしの1商品を加えた17商品の着色状況などを調査。11商品はレンズ表面を着色していたが、うち9商品が「着色はレンズ内部」と事実と違う表示をしていた。洗浄で色落ちするものもあった。

 カラコンはおしゃれ目的のものでも「高度管理医療機器」に分類され、国内販売には国の承認が必要。しかし、6商品はレンズの大きさなどが国の基準に適合していなかった。

 一方、カラコンを使う10代、20代の計千人に実施したアンケートの結果、購入先はインターネット通販が39%と最多で、購入時に眼科を受診していない人が43%もいた。24%が過去1年間に、目に異物感や充血などの症状を感じていた。

 センターは業界団体に安全な商品開発を、厚生労働省には業者に品質管理を指導するよう要望した。〔共同〕

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