素手で操る3D画像 東大など装置開発

2014/5/21付
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 東京大の石川正俊教授と米ベンチャー企業のzSpace(カリフォルニア州)は、目の前に映す3次元(3D)画像を素手で操る装置を開発した。つまんで動かしたり回転させたりすると、実際に物を操作したような感覚になる。医療現場での利用や科学教材としての活用を見込む。

 専用メガネをかけると画像が立体的に見える。立体画像に向けて手を差し出すと、高速カメラが手の動作を瞬時に検出し画像を操作しているように映し出す。手の操作が画像に反映されるまでの時間は最短で0.027秒。従来の装置より高速で反応し、高い臨場感が得られる。

 拍動する心臓の立体画像を操作したところ、両手を使って位置を動かしたり向きを変えたりできた。今後は心臓の内側なども簡単な動作で見られるようにする。手術中の医師が手順の再確認などに使えるという。人体の構造などを詳しく見られる科学教材への利用も期待できる。

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