サンマ漁場、はるか東に 日本沿岸は不漁で高値
北海道・釧路沖1000~2200キロは豊漁

2010/8/19付
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 不漁で高値が続くサンマ。この時期の漁は、北海道や東北などの日本沿岸の太平洋で行われるが、北海道・釧路沖の約千~2200キロ付近の北太平洋では、漁獲量が多いことが独立行政法人水産総合研究センター(横浜市)の調査で19日までに、分かった。海水温が高いことが不漁の一因とされているが、北太平洋には水温が低い海域があり、サンマが多く回遊しているとみられる。

 センターによると、サンマは水温13度程度の海域に多く分布、北太平洋の漁場水温は11~14度だった。不漁が続く日本沿岸の水温は15度以上ある。

 センターは2007年度から毎年同じ時期に約2カ月間、北太平洋上で、東へ移動しながらサンマの漁獲量を調査。今年は5隻が5月20日~7月31日に実施し、釧路沖約千~2200キロの(1)東経157度、北緯43度(2)東経165度、北緯42度(3)東経171度、北緯42度付近をそれぞれ中心とする3海域が豊漁だった。

 1隻当たりの漁獲量は、豊漁だった08年度とほぼ同じだった。

 センターの越智洋介グループリーダーは「日本沿岸の海水温が今後、下がってくれば沿岸でもサンマが捕れるようになるだろう」と説明。

 北海道根室市の根室湾中部漁協の担当者は「コストや鮮度の問題もあり、千キロも2千キロも離れた海域に行くのは難しい」と苦悩をにじませた。

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