動植物の繁殖率、低下の可能性も 福島の警戒区域内

2013/3/15付
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 東京電力福島第1原子力発電所事故による生態系への影響を調べるため、環境省が行っている動植物のモニタリング調査で、国際放射線防護委員会(ICRP)の基準で「繁殖率の低下などの影響が出る可能性がある」と推定されるギンブナやドジョウが警戒区域内にいたことが15日までに分かった。

 環境省が14日開いた放射線が野生動植物に与える影響についての会議で、調査結果として報告された。過大に計算されている可能性もあり、担当者は「影響が出るかどうか、今後もモニタリング継続の必要がある」としている。

 報告によると、基準を上回る被ばくが確認されたのは、福島県双葉町で採取したタイリクバラタナゴとギンブナ、ドジョウ、大熊町と浪江町のネズミ2種。

 採取した動植物のセシウム含有濃度などから総被ばく線量を推計。ICRP基準では、魚類やネズミの場合、1日当たりの線量が1ミリシーベルト相当を上回ると、繁殖などに影響が出る可能性がある。〔共同〕

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