犬の起源は欧州 欧米のチームが研究結果

2013/11/15 10:13
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 人類の最も親しい友人である犬は、3万2千~1万9千年前の欧州でオオカミが狩猟採集民になついて生まれたとする研究結果を、フィンランドや米国の研究チームが15日付の米科学誌サイエンスに発表した。

 これまでアジアや中東が犬の起源との説もあったが、チームは母親から子どもに受け継がれる細胞内小器官ミトコンドリアの遺伝子解析でこれを否定。人が残した肉や穀物などの食べ残しを求めてオオカミが集落に近づいたのが最初の出合いだったとみている。

 チームは、3万6千~千年前の犬やオオカミの仲間とみられる化石18体からミトコンドリア遺伝子を採取。現存する77種の犬や49種のオオカミ、4種のコヨーテの遺伝子と比較した。すると現存の犬はスイスやドイツで発掘された化石と遺伝子配列がよく似ていることが判明。現在のオオカミやコヨーテとは類似点が少ないことから、すでに絶滅したハイイロオオカミの仲間が犬の祖先だと結論付けた。

 オオカミが家畜化されたのは、人類が農耕社会に移行した後との見方もあったが、チームは遺伝子で起きる突然変異の頻度などからもっと早い時期の狩猟採集に頼っていた時代だったと推定した。(ワシントン=共同)

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