100歳以上、最多の5万4千人 43年連続増

2013/9/13付
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 15日時点で100歳以上となる高齢者は5万4397人で過去最多を更新したことが13日、「敬老の日」を前にした厚生労働省の調査で分かった。前年から3021人増え、43年連続の増加となった。今年度中に100歳になる人も過去最多の2万8169人。都道府県別の人口10万人当たりの人数では、島根が高知を抜いて2年ぶりに1位となった。

 調査は住民基本台帳に基づき、15日時点で100歳以上となる高齢者数を、都道府県を通じて1日現在で集計した。厚労省は「医療や介護の分野が進歩し、高齢になっても健康に暮らせる環境づくりが進んでいる」と分析。急速な高齢化の実態が改めて裏付けられた。

 100歳以上の高齢者の内訳は女性が4万7606人(87.5%)、男性が6791人(12.5%)。女性の占める割合は前年比0.2ポイント上昇し過去最高となった。今年度中に100歳になる人では女性が2万3812人(84.5%)、男性が4357人(15.5%)。

 国内最高齢は、女性が大阪市東住吉区の大川ミサヲさんで115歳。男性はさいたま市中央区のの百井盛さんで、110歳だった。100歳以上の人数を都道府県別にみると、東京が4676人で最多。大阪2927人、神奈川2827人と続いた。

 人口10万人当たりの人数は、西日本で多く東日本で少ない「西高東低」の傾向が続いており、今回も上位10県のうち9県を中国地方以西が占めた。これに対し、下位は若い世代の転入が多い関東地方が目立った。全国平均は42.66人となり、前年から2.46人増えた。

 100歳以上の人数は調査が始まった1963年が153人だったが、98年に1万人を超え、昨年に5万人を突破。近年は1年に3千~4千人台のペースで増えている。

 過去には高齢者本人の所在が不明なのに家族らが年金を受給していたり、東日本大震災の行方不明者と住民基本台帳の照合が行き届かなかったりするケースがあった。厚労省は「本人との面会調査のほか、医療・介護保険の利用状況も確認している。所在不明者は集計に含まれていない」としている。

 日本人の平均寿命(12年)は男性79.94歳、女性86.41歳だった。

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