シーラカンス、4億年前から同じ姿 中国で化石

2012/4/11付
共有
保存
印刷
その他

中国雲南省の4億年前の地層から見つかったシーラカンス頭部の化石(中国科学院提供)
画像の拡大

中国雲南省の4億年前の地層から見つかったシーラカンス頭部の化石(中国科学院提供)

 中国雲南省の約4億年前(デボン紀)の地層から、古代魚シーラカンスの最古の頭部化石を見つけたと、中国科学院など米中のチームが英科学誌ネイチャーコミュニケーションズ電子版に発表した。骨は「生きた化石」と呼ばれる現代のシーラカンスと似た特徴を持つという。

 シーラカンスは約3億8千万~3億9千万年前からその姿をほとんど変えていないとされるが、約4億年前も主な構造がほぼ同じだったことが分かった。

 チームは雲南省北部の砂石層で、2009年と11年に鼻の部分などを含む頭部の化石を2個発見。一つは長さ約11ミリ、幅約8ミリ、もう一つはさらに小ぶりだったが、目のくぼみの形状や、頭部が細長く鼻が前方に突き出しているなど、現代のシーラカンスと同様の特徴を備えていた。同じ仲間の化石はこれまで、ドイツなど各地で3億8千万年前ごろの化石が見つかっている。

4億年前のシーラカンスの想像図(中国科学院提供)
画像の拡大

4億年前のシーラカンスの想像図(中国科学院提供)

 シーラカンスは、発達したひれを持ち、魚類から両生類に進化する過程の存在。4億年前ごろに多様な種に分かれたと考えられており、チームは「初期の進化の様子を解明するために、貴重な資料だ」としている。〔共同〕

共有
保存
印刷
その他

電子版トップ

関連キーワードで検索

シーラカンス

【PR】

【PR】

主要ジャンル速報

北海道 7:00
7:00
東北 7:01
7:00
関東 7:01
7:01
東京 7:01
7:00
信越 7:00
7:00
東海 7:05
7:00
北陸 6:02
6:01
関西 12:00
5:55
中国 7:01
7:01
四国 7:01
7:01
九州
沖縄
1:31
25日 21:49

【PR】



日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報