「はやぶさ」のカプセルに微粒子 小惑星由来か分析へ

2010/7/5付
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 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5日、小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルに微粒子が存在していたと発表した。微粒子は地球由来のものが混在している可能性もあり、2005年に着陸した小惑星「イトカワ」由来かどうか今後分析する。結果が分かるのは8月以降になる見通しだ。

小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルから取り出された岩石試料の収納容器(宇宙航空研究開発機構提供)=共同

 月以外の天体に着陸して試料を持ち帰った例はこれまでない。イトカワ由来のものが含まれていれば、世界で初めての成果になる。

 エックス線コンピューター断層撮影装置(CT)などこれまでの分析によると、1ミリメートル以上の大きな微粒子はないことが分かっている。微粒子は顕微鏡による観察で確認された。

 はやぶさは03年に打ち上げられ、地球から約3億キロメートル離れたイトカワに着陸。着陸時の衝撃で舞い上がった砂ぼこりを回収できている可能性がある。

 カプセルにあった微粒子は細胞に遺伝子を導入するような極細のはりを使って、1粒ずつ瓶の容器に移し替えた上で分析装置にかける。慎重に判断するため、少なくとも1カ月以上かかるとJAXAはみている。

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