ゲームもクラウド時代 ブロードメディアが接続装置
コナミやスクエニ、ソフト提供

2013/5/28付
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 クラウド技術を使い安価に家庭用ゲームを楽しめるサービスが登場する。映像配信会社のブロードメディアは27日、クラウドでのゲーム配信サービスを6月20日に始めると発表した。ディスクの購入やダウンロードをせずテレビでゲームを楽しめる。コナミやスクウェア・エニックスがソフトを供給、50タイトルから始める。ゲームの利用形態が多様化、業界の勢力図にも影響を与えそうだ。

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 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)やマイクロソフトも、年内発売予定の新型ゲーム機にクラウド技術を採用する方針。「クラウドゲーム」は既存のゲーム機やスマートフォン(スマホ)に続く新たなゲームの楽しみ方として、普及が加速する可能性がある。

 ブロードメディアのサービスは、スマホ程度の大きさの接続装置をテレビに付け、無線LAN(構内情報通信網)の「Wi―Fi」を使って、同社のサーバーとゲームのデータをやり取りする。

 サーバーからゲームの内容をリアルタイムに配信し、接続したテレビにゲーム画面を映し出す。コントローラーの操作情報も無線でサーバーに送信、処理した情報が接続装置経由でテレビに送られる。毎秒5メガ(メガは100万)~6メガビットの通信速度が必要で、ブロードバンドサービスを利用している家庭を顧客に想定している。

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 クラウド技術を使った同サービスは国内初という。ネット経由となるため、最先端の高度なゲームには対応できないが、1~2世代前のゲームであれば、通信時間の時間差をほぼ感じずに遊べる。

 価格は接続装置が9980円、コントローラーとのセット価格が1万3800円と、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)や任天堂の据え置き型ゲーム機と比べて半分以下の水準。コンテンツ料金も、単品購入が1本525~2940円で、遊び放題プラン(約30本が対応)が月額525円と、5000円以上が一般的な既存のソフトよりも安い。

 ゲームソフトは米ワーナー・ブラザーズなど海外大手も提供する。

 ブロードメディアはジャスダック市場に上場し、テレビやパソコン、携帯電話向けの映像コンテンツの製作・配信を主力とする。同日記者会見した橋本太郎社長は、「今年がクラウドゲーム元年。早期に年100万台の販売を目指す」と表明した。

 ブロードメディアは子会社を通じて先行投入したフランスでは、既に3年間で800万台の販売実績があるという。スマホよりも高度で、ゲーム専用機よりも気軽に遊べる技術として訴求し、家庭向けを中心に顧客を開拓する考えだ。

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