日清食品ホールディングスは27日、「スープヌードル」などカップ麺18品目に、来年1月から希望小売価格を設けると発表した。事実上の値上げが目的。現在は販売価格を小売店に任せるオープン価格で98円前後で販売されることが多いが、希望小売価格を125円に設定して店頭価格を引き上げる。
希望小売価格を設けるのはこのほか「日清御膳」「日清ソース焼そば」など低価格のカップ麺。値上げ分は商品の改良や広告に充てるほか、小麦など原料価格の上昇を吸収する。
同社は小売店に対し、販売促進の費用などを提供して特売の原資とする方針だが、特売をしても「平均すると若干の値上げになる」という。
メーカーが仕入れる小麦価格の上昇が続いているが、小売業などの抵抗が強く、製品価格への転嫁は広がっていないのが現状だ。日清の価格改定が実現すれば他社も追随する可能性がある。







