日本発のID技術、世界標準に モノや場所をネットで識別

2012/7/25付
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 ネット技術を研究するYRPユビキタス・ネットワーキング研究所(東京・品川、所長・坂村健東京大教授)は開発した技術規格「ucode(ユーコード)」が国際電気通信連合(ITU)の国際標準規格に採用されたと発表した。モノや場所に世界共通の通し番号(ID)を割り当て、ネットで識別する。物流サービスや観光案内など幅広い用途で使える。

 ユーコードは数字で、2の128乗個ある。「ほぼ無限であり、枯渇する心配はない」(坂村所長)。ユーコードを埋めたICタグやバーコードを工業製品や農水産物などに割り振ると端末がIDを認識。ネット経由で情報を引き出せる。

 利用は無料。ただ発行者はユーコードを管理する非営利組織(NPO)uIDセンターの運営費を分担する。48ビット分(281兆個に相当)で年間10万円程度という。

 ユーコードは現在、1000万個が発行され、企業や団体が利用している。海外では台湾やフィンランドも導入を決めた。ITUはこうした普及実績から国際標準化を決めた。坂村所長は国産基本ソフト(OS)「トロン」の生みの親。

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