三菱自、純利益2.6倍の1000億円に 14年3月期見通し

2013/12/20付
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 三菱自動車は20日、2014年3月期の連結純利益が前期の約2.6倍の1000億円になる見通しと発表した。従来予想を300億円上回り、2期連続で最高益を更新する。想定よりも円安が進んでおり、収益を押し上げる。タイで利益率の高いピックアップトラックの販売が伸びることも寄与する。

 営業利益は従来予想を200億円上回り、78%増の1200億円の見通し。利益上積みの大半が円安効果によるもの。10月以降の為替前提を1ドル=95円、1ユーロ=125円としていたが、足元の円安進行を踏まえ、それぞれ99円と131円に見直した。

 主力市場と位置付けるタイで値段が高いピックアップトラック「トライトン」の販売が伸びていることも採算改善に寄与する。

 売上高は16%増の2兆1100億円と従来予想を200億円下方修正した。インドネシアやブラジルでの販売が競争激化や景気減速で想定より伸び悩んでいる。

 三菱自は26日に臨時株主総会を開き、年明けにも計画する2000億円規模の公募増資に向けた新株発行枠の拡大などを決議する予定だ。調達した資金で約3800億円の優先株を消却し、経営再建を完了させる狙い。

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