森精機製作所は7日、中国・天津市に40億円を投じ、新工場を建設すると発表した。2013年9月に稼働し、旋盤やマシニングセンターなどの工作機械を月100台生産する。現地では工作機械の需要が増大しており、納期短縮や生産コストの低減を狙う。同社が海外に生産拠点を置くのは今年7月に稼働予定の米国工場に続き2カ所目となる。
新工場は今年8月に着工し、第1期工事での延べ床面積は2万4000平方メートル、従業員数は200人を計画する。今後の需要動向次第で増設も検討する。工作機械の本体に加え、周辺部品の生産なども手がける。
森精機は中国では、資本・業務提携しているギルデマイスターの上海工場でOEM(相手先ブランドによる生産)供給を受けているが、同工場はフル生産状態で一段の増産は難しいと判断した。昨年4月に開始した中国最大手、瀋陽機床との合弁会社設立に向けた業務提携の交渉も長期化しているため、自社での工場建設を決めた。
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