スクウェア・エニックスは2日、人気家庭用ゲームソフト「ドラゴンクエスト」の最新作を発売した。他のプレーヤーとインターネット経由で一緒に遊べるシリーズ初のオンライン機能を採用。売り切り型のパッケージソフトの販売が落ち込むなか、中長期で利用料を得られるオンラインゲームで収益を拡大する。
ドラクエはシリーズ累計で5900万本以上を販売した人気ゲーム。今回の最新作「ドラゴンクエスト10 目覚めし五つの種族 オンライン」は任天堂の据え置き機「Wii」向けのソフト。
パッケージ代金6980円(通常版)に加え、30~90日間で1000~2900円のオンライン利用料金が必要になる。他のプレーヤーとチームを組んでゲームを進めることができるほか、情報やアイテムの交換もできる。
同社は10週に一度、大規模なバージョンアップを実施。「10年ぐらいは配信サービスを続ける」(斉藤陽介プロデューサー)としており、長く遊んでもらう工夫を取り入れた。
ただ、月額の利用料がかさむとプレーヤーの負担になる可能性がある。このため同社は平日夕方など、主に子供が利用する時間帯は、1日2時間を限度にゲームを無料開放する。利用料を支払わなくても一定の範囲内で遊べる設計にし、幅広い顧客の獲得を目指す。
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