サントリー、ハイボール人気で「角瓶」出荷調整も

2010/7/1付
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 サントリー酒類は1日、ウイスキー「角瓶」シリーズを7月以降、出荷調整する可能性が出てきたと発表した。ウイスキーを炭酸水などで割って飲むハイボール人気の高まりで、生産が追いつかない恐れがあるため。卸売・小売会社への供給量を抑制する場合があるという。

 出荷調整の可能性が出てきたのは「角瓶」「白角」「角瓶〈黒43度〉」。同社は2010年の出荷数量を前年実績の1.3倍の300万ケース(1ケースは700ミリ入りが12本)に引き上げる計画だが、6月末までに155万ケースがすでに出荷済み。原酒の製造には数年以上が必要で、これ以上の増産は難しい。夏場の引き合いが増えれば供給を絞り込まざるを得ないという。

 飲みやすく値ごろ感のあるハイボールの人気が高まっており、これを受けてウイスキー市場も回復。国税庁によると、ウイスキーの課税移出数量(国産と輸入数量の合計)は09年に約8万2000キロリットルと前年比1割以上伸びた。前年を上回るのは、ウイスキーの減税があった1998年以来11年ぶり。10年も前年実績を上回る可能性が高い。

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