米国株、ダウ続落7ドル安 低調な雇用統計で、ナスダック反発

2014/1/11付
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【NQNニューヨーク=古江敦子】10日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅ながら3日続落し、前日比7ドル71セント(0.0%)安の1万6437ドル05セントで終えた。2013年12月の米雇用統計が低調な内容となり、投資家の景況感がやや悪化。取引終了にかけて下げ渋ったが、目先の利益を確定する目的の売りが優勢だった。

 朝方発表の雇用統計で、非農業部門の雇用者数は前月比7万4000人増にとどまった。伸びは市場予想の20万人程度を大幅に下回り、米国の雇用環境が想定ほど改善していないとの見方が浮上。運用リスクを回避する動きを促した。

 ただ、下値も堅かった。低調な雇用統計は、米連邦準備理事会(FRB)が量的金融緩和の縮小を進めるにあたって慎重姿勢を強めるとの連想を働かせた面もあった。緩和縮小のペースが緩やかになるとの期待が相場を支える要因になった。

 ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は反発。前日比18.471ポイント(0.4%)高の4174.665で終えた。

 業種別S&P500種株価指数(全10業種)は、「金融」のみ下落した。「公益事業」や「ヘルスケア」など9業種が上昇した。売買高はニューヨーク証券取引所(NYSE)が約6億7000万株(速報値)、ナスダック市場は約21億株(同)だった。

 石油のシェブロンや、保険のユナイテッドヘルス・グループが下落。ゼネラル・エレクトリック(GE)が売りに押された。

 四半期決算で最終赤字になった非鉄のアルコアが大幅安。販売が低迷したと発表した小売りのシアーズ・ホールディングスも大幅に下げた。

 一方、マイクロソフトや飲料のコカ・コーラが上昇。建設機械のキャタピラーも上げた。利益予想を引き上げたカジュアル衣料のアバクロンビー・アンド・フィッチは大幅高になった。

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