米国株、急落 ダウ、1年ぶりの下げ幅 「財政の崖」など警戒

2012/11/8付
共有
保存
印刷
その他

【NQNニューヨーク=滝口朋史】7日の米株式相場は3営業日ぶりに急反落した。ダウ工業株30種平均は、前日比312ドル95セント安の1万2932ドル73セント(速報値)と、8月2日以来ほぼ3カ月ぶりの安値で終えた。下げ幅は昨年11月9日以来、約1年ぶりの大きさになった。6日投開票の米大統領・議会選の結果、上下両院の多数派が異なる「ねじれ」が続くことが確定し、減税の失効と歳出の強制削減が同時に起こる「財政の崖」への警戒感が強まった。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が講演で欧州の景気に慎重な見方を示したことも投資家心理を悪化させた。

 オバマ大統領の再選で金融規制の強化路線が続くとの見方から金融株が下げたほか、ロムニー氏が大統領になれば同氏のエネルギー政策が追い風になるとして買われていた石炭株が下落した。一方、オバマ氏の医療保険改革の恩恵を受けるとみられている病院株が上昇した。

 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比74.64ポイント安の2937.29(速報値)と8月2日以来の安値で終えた。時価総額の大きいアップルが5カ月ぶりの安値を付けるなど、主力株の一角が下げた。

共有
保存
印刷
その他

電子版トップ

関連キーワードで検索

株式相場ダウ工業株30種平均

【PR】

【PR】



日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報