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世界トップも実践 ダウンブローは左肩で打つ(上)

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2016/2/24 6:30
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 ボールを打ってから、ボールの先のターフを取る。そんなダウンブローショットはどうすれば打てるのか? ジュニアの頃から米国でゴルフを学び、南フロリダ大学ゴルフ部で活躍した吉本巧プロが、世界のトッププロが行っている最新理論でダウンブローショットの打ち方を教えてくれた。誰もが自然にうまく打ててしまう左肩リードだ。(日本経済新聞出版社「書斎のゴルフ VOL.29」から)

 ティーチングプロの吉本巧です。今回は特集に合わせてダウンブローの打ち方を説明します。

 ダウンブローというと、上からたたく、打ち込む、ボールを潰すというイメージを持つアマチュアが多いものです。試合などでプロのショットを見ると、ターフもしっかりと取れますし、そう見えることがあると思います。

 しかし、スーパースローでインパクト付近のヘッドの動きを見ると、まったくそうなってはいません。ヘッドはボールに向かって低い位置から入っていき、ボールを打ったら、そのまま地面に入って、低く出て行きます。

 米ツアーの試合中継では、コニカミノルタスイングビジョンという超スローモーション画像が映し出されることがあります。そこではタイガー・ウッズでさえも、ヘッドは緩やかな角度で低く降りていき、ボールをとらえると、さらに低く地面を打ち抜いています。低く長いインパクトとなっているため、長く薄いターフが取れています。そのため、しっかりと球をつかまえられるので、3番アイアンで270ヤード近くも飛ばすことができています。

ヘッドが滑走路に着陸するように

 このように正しいアイアンのダウンブローショットは、ヘッドが鋭角に降りるのではなく、鈍角で降下していく。まるで飛行機が滑走路に着陸するように降りていくのが正しいヘッドの動きなのです。

ダウンブローは打ち込むのではなく、ヘッドを低く入れていく

ダウンブローは打ち込むのではなく、ヘッドを低く入れていく


上から打ち込むと、わずかな打点の狂いでトップやダフりが起きる

上から打ち込むと、わずかな打点の狂いでトップやダフりが起きる

 もしも上から打ち込むようなことをすれば、地面にヘッドが刺さってしまい、インパクトは点になってしまい、僅かな打点の狂いで、トップやダフりが起きてしまいます。ヘッドが緩やかに下降すれば、インパクトゾーンが長くなり、ミスショットが起きにくくなります。厚く強いインパクトとなり、飛距離も出ますし、方向性も良くなります。薄く長いターフが取れる。ベント芝であれば、30センチものターフが取れます。

 まずは、この正しいダウンブローのヘッド軌道を理解してほしいと思います。

 ダウンブローは上からたたきつけることではないと言いました。ヘッドは低くボールに向かって下降していくのだと。実はこうしたヘッド軌道のスイングは、皆さんアマチュアが普段できていることなのです。

 なぜかといえば、アドレスで地面にあったヘッドを、ボールを打つためにバックスイングで上げていき、トップにまで行ったら切り返して、ダウンスイングでクラブが下降していく。緩やかなヘッド軌道で地面に向かっていくスイングになっています。

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