緩すぎるCSに限界 前後期制も一案

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2014/10/12 7:00
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 メジャーリーグはポストシーズンに入り、青木宣親が所属するロイヤルズの奮闘などで盛り上がっている。メジャーはア、ナ両リーグ15チームずつあり、そのうち地区シリーズに4チームが進み、リーグ優勝を争い、ワールドシリーズ進出をかける。ポストシーズンの枠自体が狭き門だから激しい争いになる。それに引き換え、セ、パ12球団のうち各リーグの上位3位までの6球団がポストシーズン=クライマックスシリーズ(CS)に進む日本の制度には疑問を感じる。

好試合多いワイルドカードゲーム

 ロイヤルズはア・リーグ中地区でタイガースとし烈な優勝争いを繰り広げた末、2位となり、西地区2位のアスレチックスと地区シリーズへの進出をかけた一発勝負のワイルドカードゲームに臨み、勝利した。

 ワイルドカードゲームは2012年から設けられた。地区シリーズはもともとリーグ各地区(東、中、西)の優勝チームに各地区2位以下の最高勝率チームを交えた4チームで行っていた。

 この地区シリーズ進出チームの最後の1枠を各地区2位以下球団の勝率上位チームで争うのがワイルドカードゲーム。地区シリーズ前のお楽しみとして設けられたこの試合は1試合だけということもあり、好試合になることが多い。青木の活躍もあって、七回まで3―7と絶望的だったロイヤルズが、驚異的な粘りで延長の末アスレチックスを振り切った一戦も激しかった。

絶妙な「30分の8」、緩い「12分の6」

 こうしてみると、メジャーはうまいな、考えているなとつくづく感心する。球団やリーグの営業上の狙いがあるのはもちろんだろうが、何より「どうしたらファンが喜ぶか」を意識している。

 メジャーが常に新しい趣向にチャレンジできるのも、球団数が多いからだ。ポストシーズンの地区シリーズに進むのはア、ナ4チームずつの計8チーム。つまり30分の8で、その他22チームは敗者ということになる。これは絶妙なバランスで、これよりも門が狭すぎても広すぎてもしらけてしまうはずだ。

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