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エコシステムか賢さか、「AIスピーカー」Amazon対Google

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2017/8/4 6:30
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ITpro

 米Apple(アップル)も2017年12月の新製品投入を発表するなど、世界で開発競争が活発化しているAI(人工知能)スピーカー。現時点でこの市場で圧倒的に優勢な米Amazon.com(アマゾン)の「Amazon Echo」を、米Google(グーグル)の「Google Home」が追従する格好となっている。果たして、Google Homeに勝ち目はあるのか。米国在住の記者が両製品を試してみた。

Amazon Echo(左)とGoogle Home(右)
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Amazon Echo(左)とGoogle Home(右)

 Amazon Echoの発売は2014年11月であるのに対して、Google Homeの発売は2016年11月。市場での存在感は、2年先んじたAmazon Echoが圧倒する。米国の調査会社であるConsumer intelligence Research Partnersによれば、2016年のAmazon Echoの年間出荷台数は800万台を超えたという。

 Amazon Echoの音声アシスタント「Amazon Alexa」の機能を拡張する「Alexaスキル」の種類も、2017年2月に1万種類を超えた。Alexaスキルはパソコンやスマートフォン(スマホ)のアプリケーションに相当するもの。アマゾンが用意するAlexaスキルのストアから、どのスキルを導入するかを選択できる。ストアではキーワードによる検索もできるし、ユーザーによるスキルのレビューも掲載されている。

 Google Homeが搭載する音声アシスタント「Googleアシスタント」にも「Action」や「App」と呼ぶ機能を拡張する仕組みがある。しかしこれらのストアは用意されていない。Google Homeで利用したい機能がある場合は、Google Homeのスマホアプリの設定画面から「Assistant apps」という項目を開いて選択する仕組みだが、機能がアルファベット順に並んでいるだけで、使い勝手はよくない。

■エコシステムではAmazon Echoが先行

 いわゆる「エコシステム」の充実度では、完全にAmazon Echoに軍配が上がる。アマゾンは既に、小型スピーカーの「Echo dot」や、Amazon Echoに画面が付いた「Echo Show」、ユーザーが身に着ける衣類のスタイリングを選ぶ手助けをするカメラ搭載Echoである「Echo Look」など、Echoファミリーを拡充している。

 音声アシスタントのAmazon Alexaは、こうしたEchoファミリー以外にも、Amazonの「Fire TV」や「Fire Tablet」だけでなく、Amazon以外のサードパーティーのスマートウォッチやスピーカーなどに続々搭載されている。

 それに対してGoogleアシスタントを搭載する端末は、現状ではAndroidスマホとGoogle Homeに限られる。グーグルはアップルの「iPhone」にもGoogleアシスタントを提供するほか、Android搭載のスマートTVや車載端末にもGoogleアシスタントを搭載する方針を示しているが、エコシステムの構築はこれからだ。

 もっとも音声アシスタントの性能を比較すると、Googleアシスタントを搭載するGoogle Homeが、Amazon Echoに比べて優位のようだ。Amazon EchoとGoogle Homeに同じ質問を投げかけてみて、その結果を比較した。

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