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ジム・ロジャーズ氏、北朝鮮有事と円を語る

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2017/4/13 10:55
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 友人の著名投資家、ジム・ロジャーズ氏と今朝、電話で話す機会があった。

 米国の北朝鮮への軍事介入による日本へのミサイル着弾リスクもシナリオの一つとして考えていた。「その場合は、円は売られた後に買われる。北朝鮮が勝たなければ(直訳)」との見立てである。

 同氏は、具体的な予想レンジは絶対に語らない。「私は短期予測が苦手。外してばかりいる。解説者にでも聞いてくれ」と取り合わない。ただし、方向性は明示するのだ。投資の神様の御託宣は興味深い。

ニューヨーク証券取引所にて、ジム・ロジャーズ氏と

ニューヨーク証券取引所にて、ジム・ロジャーズ氏と

 ロジャーズ氏は「政治家のコメントは短期的影響を持つに過ぎない。今後はファンダメンタルズがマーケットの決定要因となるが、それは数日後のことだ」とも語った。

 さらに彼は、米連邦準備理事会(FRB)について非常に厳しい見解を持っている。「ドル札をばらまき、バブルのタネをまく機関」とこきおろし、FRB不要論まで展開する。

 それゆえ、トランプ米大統領がウォール・ストリート・ジャーナル紙とのインタビューでイエレンFRB議長と対決姿勢を示したことに興味があるようだ。

 「正直に言って、私は低金利政策を好む」。FRBに圧力をかけるがごときトランプ氏の発言だ。

 10日のミシガン大学講演で、利上げに積極的なスタンスを見せたイエレンFRB議長に真っ向から対決する姿勢だ。

 こうしたトランプ氏の姿勢は今後の利上げ回数も左右しそうだ。

 最近の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を見ても、「経済統計のデータ次第」というより「トランプ次第」のニュアンスが伝わっていた。

 「イエレン議長は2018年の任期終了でおしまいか?」との問いには「いや、おしまいではない。彼女が好きだし尊敬している」と答え、再任の可能性にも言及した。一方、インタビューに同席したムニューシン財務長官が、FRB副議長の指名が近いと補足している。これもトランプ流のイエレン氏との駆け引きであろうか。

 折しも、6月利上げが市場では議論されている。年内あと2~3回の利上げというFRB金融政策方針は政治的圧力で影響されることはないのか。疑念が残る。

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