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東京・八重洲 五輪後は日本有数の摩天楼に変貌
東京大改造マップ2017-2020(2)

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2017/2/16 6:30
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日経アーキテクチュア

 東京駅周辺では、大手町の西側で「大手町1-1計画」「大手町2丁目地区再開発」「OH-1計画」の工事が着実に進んでいる。2016年4月には「大手町フィナンシャルシティ」(大手町1丁目第3地区再開発)が竣工。その宿泊施設棟には同7月、日本旅館「星のや東京」が開業し、話題を呼んだ。

日本旅館「星のや東京」の入る大手町フィナンシャルシティ宿泊施設棟。大手町連鎖型都市再生プロジェクトの第3事業「大手町1丁目第3地区再開発」として三菱地所が進め、16年4月に竣工した(写真:吉田誠)
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日本旅館「星のや東京」の入る大手町フィナンシャルシティ宿泊施設棟。大手町連鎖型都市再生プロジェクトの第3事業「大手町1丁目第3地区再開発」として三菱地所が進め、16年4月に竣工した(写真:吉田誠)

 そうした中、大規模再開発の波は東側の常盤橋へ、さらに日八京(日本橋・八重洲・京橋)方向に移動しつつある。

東京駅周辺における都市再生プロジェクト。東京駅周辺では国家戦略特別区域の特定事業として新たに4つを追加した11の都市再生プロジェクトを都市計画法などの特例対象とし、急ピッチの開発が進む(資料:2016年5月10日の第11回国家戦略特別区域会議[東京圏]における東京都提出資料を基に作成)
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東京駅周辺における都市再生プロジェクト。東京駅周辺では国家戦略特別区域の特定事業として新たに4つを追加した11の都市再生プロジェクトを都市計画法などの特例対象とし、急ピッチの開発が進む(資料:2016年5月10日の第11回国家戦略特別区域会議[東京圏]における東京都提出資料を基に作成)

大手町・八重洲・京橋エリアの「大改造マップ」(資料:日経アーキテクチュア、地図制作:ユニオンマップ)
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大手町・八重洲・京橋エリアの「大改造マップ」(資料:日経アーキテクチュア、地図制作:ユニオンマップ)

 国は16年5月、「事業の熟度が高まってきた」として、「東京都都市再生プロジェクト(東京圏国家戦略特別区域)」に6事業を追加。うち1件が東京駅前の八重洲エリア、3件が北側に連続する日本橋川に沿ったエリアにある。それぞれ都市計画法などの特例対象となり、都市計画決定や着工までの手続きの迅速化、金融・税制支援などの後押しが始まる。

 こうした動きは東京五輪後に本格化し、東京駅周辺の街並みは大きな変貌を遂げることになる。今後、金融やライフサイエンス分野のビジネス拠点、MICE(Meeting、Incentive、Convention、Eventの頭文字を取った言葉)拠点、バスターミナルなどの整備が急ピッチで進み、このエリアに改めて性格付けがなされる。

OH-1計画[マップA-1]。三井物産と三井不動産は、三井物産ビル、大手町一丁目三井ビルディング、大手町パルビルの跡地に2棟のオフィスビルを中心とした延べ面積約36万m2の大規模複合施設を建設する。高さ約160mのA棟はオフィス、店舗、ホール、高さ約200mのB棟はオフィス、ホテル、宴会場で構成し、B棟の主に高層階部分(3階、34~39階)に約190室を有する「フォーシーズンズホテル」が出店する。竣工は2020年2月末、開業は2020年春の予定(資料:三井物産、三井不動産)
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OH-1計画[マップA-1]。三井物産と三井不動産は、三井物産ビル、大手町一丁目三井ビルディング、大手町パルビルの跡地に2棟のオフィスビルを中心とした延べ面積約36万m2の大規模複合施設を建設する。高さ約160mのA棟はオフィス、店舗、ホール、高さ約200mのB棟はオフィス、ホテル、宴会場で構成し、B棟の主に高層階部分(3階、34~39階)に約190室を有する「フォーシーズンズホテル」が出店する。竣工は2020年2月末、開業は2020年春の予定(資料:三井物産、三井不動産)

 特に、大手町地区から日本橋兜町地区までの永代通り沿いでは、国の金融の中枢機能が集積し、「東京国際金融センター構想」を支える金融軸としての整備が主眼となる。

大手町パークビルディング(大手町1-1計画)[マップA-1]。三菱地所が、大手町1丁目のりそな・マルハビルと三菱東京UFJ銀行大手町ビルの跡地で建設を進める総延べ面積約26万m2のツインタワー。オフィスや店舗などが入居するA棟「大手門タワー・JXビルディング」は2015年11月に先行して竣工。建設中のB棟「大手町パークビルディング」は、地下5階・地上29階、延べ面積約15万1700m2。設計は三菱地所設計、施工は竹中工務店が担当し、17年1月の竣工を目指す。(資料:三菱地所設計)
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大手町パークビルディング(大手町1-1計画)[マップA-1]。三菱地所が、大手町1丁目のりそな・マルハビルと三菱東京UFJ銀行大手町ビルの跡地で建設を進める総延べ面積約26万m2のツインタワー。オフィスや店舗などが入居するA棟「大手門タワー・JXビルディング」は2015年11月に先行して竣工。建設中のB棟「大手町パークビルディング」は、地下5階・地上29階、延べ面積約15万1700m2。設計は三菱地所設計、施工は竹中工務店が担当し、17年1月の竣工を目指す。(資料:三菱地所設計)

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