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体操・内村航平に聞く 「だから、僕はプロになる」

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2016/12/8 2:00
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 体操男子の内村航平(27)にとって、2016年は長いキャリアの中でも忘れられない年になった。8月のリオデジャネイロ五輪で念願の団体と個人総合の2冠達成、12月からはプロ選手として次の挑戦に踏み出した。決断に至った理由やリオの記憶、ここから先の競技人生について語った。

体操のプロの姿、自分で見つけ示す

内村はプロになることで「体操の露出を増やし、体操をもっと知ってもらいたい」と強調する

内村はプロになることで「体操の露出を増やし、体操をもっと知ってもらいたい」と強調する

 ――11月で5年半在籍したコナミスポーツクラブを退社した。いつから考えていたのか。

 「結構、前から。最初はロンドン五輪で金メダルを取った後。すごく注目も高まっていたし、今が一番のタイミングじゃないかと思った。でも、そのときはプロになるといっても、何から手をつけていいのか、何もわからなかった。でも、その後も世界選手権で金メダルを取り続けて、昨年のグラスゴー世界選手権でついに団体でも金を取れて、もうやるしかないでしょというところまで気持ちが盛り上がった。今年1月くらいから少しずつ動いてきて、プロがある他の業界の人に手伝ってもらった(サッカー日本代表の岡崎慎司、長友佑都らが所属するマネジメント会社と契約を結ぶ)」

 ――体操はテニスやゴルフと違って、試合で賞金を稼いだり、出場料をもらえたりするわけではない。

 「確かに体操は(肉体的負担も大きく)たくさん試合もできないし、試合で稼げるスポーツではない。まだ誰もやったことがないことをするので、答えもわからない。自分で見つけていって、これが体操のプロの姿ですよというのを示せればいいと思っている」

 ――プロになって具体的に何をやりたいのか。

 「体操をより多くの人に知ってもらいたい、子どもたちに普及させたいという思いをずっと持ってきた。まだ漠然としているけれど、体操教室とか演技会(エキシビション)とかを通じて、子供たちに面白さを伝えていきたいと思っている。別に大きくなって体操以外の競技を選んでくれてもいい。体操はあらゆるスポーツの基礎。体操と水泳を幼年期に経験している子と、そうでない子では、他の競技に進んだ後も運動能力に差が出ると聞いたことがある。どんな形であれ、体操が世の中に貢献していることになる」

 「現役はあと4年と決めている。でも、東京五輪で引退したとして、その先の人生の方が長い。これまでずっと体操をやってきて、選手を辞めた後に何をしたいのか、自分でもまだ見えていない。でも、辞めてから考え始めても遅いと思う。だから、4年間でプロとして活動の幅を広げながら、どういう道に進みたいのか見つけたいという気持ちもあった」

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